16.04.02
エイプリルフール@ パリ
エイプリルフールにネットで色々ないたずらが仕掛けられるようになり始めた頃は本気でびっくりしたものですが、最近では(明日あのページはどんなことになるのかな)と逆に楽しみにするようになりました。
私があんまり人と会ってないからかもしれないけれど、あんまりリアルな世界というか一旦ネットを離れてしまうとあんまりエイプリルフールって関係がなくなるような。
そんな中、今年のRATP(パリ交通公団)の気合は違いました。
なんと、パリの(主に)地下鉄で駅構内の案内板を変えてしまったんです。その数なんと13か所。
その中でもオペラはこんな感じになっていました。
13か所のリストはこちらです。
適当に変えただけではなく、それぞれに理由があって遊び心にあふれているのがとても楽しいですね!
たとえばOPERA→APEROのようにアナグラムになっていたりとか
Alexandre Dumasという小説家の名前が付いた駅では彼の代表作であるLes Trois Mousquetaires(三銃士)に。
Pyrenees(ピレネー)はAlpes(アルプス)に。これは山脈つながりだ!とすぐにわかりますね。
水の城という意味のChateau d'Eauは、砂の城Chateau de sableに。これは、パリ市が毎年パリプラージュをするのでその時はパリ市庁舎は「砂の城」だよね!ということみたいです。
Parmentier(パルマンティエ)は、ジャガイモのピューレ。ということでPomme de Terre(じゃがいも)に変わっちゃいました。
そしてもちろん、 Quatre septembre(9月4日)は1er avril(4月1日)に!
パリジャン・パリジェンヌたちは大喜びだったんだそうです。
でも、旅行者にはちょっとキツかったかも。まだまだパリの地下鉄では「次は◯◯です」という放送がある線が少ないので、旅行者は降りる駅まであといくつと数えながら、駅の看板を頼りに しているわけです。
あれっ?いいの?ここ?あれっ?
なりますよねえ。でも、パリだから後ろにいた人とかが「そうだ合ってるいいから降りろ」って言ってくれそう。
一晩中かけて......
ないしょで......
僕たち頑張りました......
あなたを驚かせようと......
だそうです。あはは。
それでは、また。
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